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転職エージェントを調べると、リクルートエージェント、ビズリーチ、dodaなど多くの会社が出てきます。私は、リクルートエージェント、JACリクルートメントの2社を使いました。結果として、法務の課長をしていた37歳のときに、年収2割増で転職しています。
内定は、JACリクルートメント経由で応募した企業でした。エージェントを複数活用して分かった違いは、紹介が届く数と届き方と、担当者(コンサルタント)の仕組みです。
- JACリクルートメントとリクルートエージェントの、実体験を踏まえた違い
- どちらのエージェントがご自身に合いそうか
各社の公式サイト: JACリクルートメント/
リクルートエージェント
結論:違いは「担当の仕組み」と「紹介の数」
- 求人や年収の相場を広く知りたい人:リクルートエージェント。自身の条件に近い求人が自動配信で届く仕組みなので、どんな会社のどんなポジションで年収がいくらか、という相場を広くつかめます。
- 企業との相性を詳しく相談したい人:JACリクルートメント(業界大手、東証プライム上場)。求人企業を担当するコンサルタントが、ニーズに合う求職者に声をかける仕組みです。求人企業への理解度、解像度が高く、面接時のサポートも手厚いです。
- 両方を求める人:併用。リクルートエージェントで相場を広く知り、JACリクルートメントでその企業をよく知るコンサルタントに相談する。
実体験の比較:担当の仕組みと紹介の数
私の実体験を踏まえ、2社の特徴を比較します。
| 軸 | JACリクルートメント | リクルートエージェント |
|---|---|---|
| 担当の仕組み | 求人企業を担当するコンサルタントが、マッチングしそうな求職者に声がけ(求人企業への理解度が高い) | 私の担当が一人付くが、求人紹介はシステムの自動配信 |
| 紹介の数と届き方 | 約2か月で求人7件。コンサルタントがマッチングしそうと考えた背景などのコメントとともにメール | 面談後は自動配信メール2〜3通/日 |
| 求人の傾向 | 希望に沿うものが大半 | 年収帯、企業規模、ポジションのずれが多い |
| 初回面談 | オンライン、平日夜、45分 | オンライン、平日夜、30分 |
| 私が受けたサポート | 私の経験を前提とした市場の状況、狙える年収などを、丁寧に教えてくださった。面接前に、その企業の面接でよくある質問などが記載された「面接対策資料」をもらえた | 応募していないため、面談と転職活動状況のフォローまで |
| 私の応募と結果 | 応募3件、内定1件 | 応募0件(市場調査に活用) |
JACリクルートメント:企業側の担当者が求人を持ち込む
JACに登録し、コンサルタントの方と初回の面談(オンライン、平日夜、45分)をしました。その場では、転職の背景や希望を聞いていただきました。私からは、東京とそれ以外での求人数や待遇の差を質問し、金額のイメージを含めて具体的に答えていただいたのを覚えています。
その後、求人の紹介メールを、約2か月で6名のコンサルタントから7件いただきました。どのメールにも、その企業を担当するコンサルタントが「マッチングしそうと考えた背景」などのコメントを書いてくださっています。転職市場や業界全体の状況だけでなく、求人企業の文化や求人の背景まで解像度高く知っているコンサルタントと話せます。企業文化や求人の温度感などの肌感が参考になりました。
複数のコンサルタントの方とやりとりするのは煩わしいのではないか、と感じるかもしれません。しかし、転職に対する私の希望や、書類選考への応募状況はしっかり共有されており、「何度も同じことを言わないといけない」ということはありませんでした。
結局、3件に応募し、1件で内定を得ました。年収は額面で2割増の約1,200万円です。
登録から内定まではJACリクルートメント体験談に、条件の確認は内定のオファーをもらったら確認すべきことに書いています。面接前に、面接する企業の「面接対策資料」を提供してもらえるなど、サポートが手厚いです。
求職者は完全に無料で活用できます(費用は求人企業側が負担する仕組みです)。 JACリクルートメントに登録
リクルートエージェント:面談のあとは自動配信、私は市場調査に使った
リクルートエージェントも、登録後に、コンサルタントの方と面談しました(オンライン、平日夜、30分)。担当の方は若手で、必要なことは漏れなく聞いてくださいます。ただ、こちらから質問すると、返ってくる答えは一般論が多い印象でした。
面談のあとの紹介は、条件に近い求人を自動で配信する仕組みでした。
配信は毎日2〜3通ありました。一方で、業務内容やポジションがイメージと違う・年収帯が低い・企業規模が違うというずれも多くありました。転職活動の当初は、「こういう会社の、こういうポジションなら年収これくらいかぁ」という参考には大変よかったです。
リクルートエージェントも、もちろん無料で登録できます。リクルートエージェントに登録

2社を並行して使った実際
2社とも登録を残したまま、内定まで並行して使いました。
JACからの求人紹介はさほど多くなかったので、複数活用している煩わしさは感じませんでした。メールいただくたびに、求人内容を確認し、質問したりしながら、応募、辞退の判断をしていました。辞退する時は、合わない部分を伝えると、その後の紹介が、よりイメージの合うものになると感じます。
並行して使っている場合のあるあるとして、「同じ求人が複数の会社から紹介される」があります。この場合は「どの担当者が一番サポートしてくれそうか」を基準に、応募をお願いする会社を決めていました。
特にはじめて転職を検討されている方は、エージェントの差を知るためにも、複数登録されることをおすすめします。合わなければ、もちろん退会も可能です。
連絡は、2社ともメールです。いきなり電話がかかってくることはなく、仕事への影響はありませんので、安心です。
どちらを選ぶか:私のおすすめは併用
私は、複数のエージェントに登録、相談して、転職市場や求人の解像度をあげることができたと感じています。リクルートエージェントで、転職市場や待遇の相場感を広く知る。JACリクルートメントで、その企業をよく知るコンサルタントに相談し、サポートを受ける。この使い分けがおすすめです。
- 求人や年収の相場を広く知りたい人:リクルートエージェント。自動配信で届く求人を見比べて、相場をつかむ
- 企業との相性を詳しく相談したい人:JACリクルートメント。その企業を担当するコンサルタントに相談し、面接のサポートを受ける
- 両方を求める人:私は併用をおすすめします。リクルートエージェントで広く、JACリクルートメントで深く
登録しても、応募するかどうかは自分で選べます。私も、登録した時点では転職を決めていませんでした。まずは自分の市場価値を知ったり、いまならどういった求人があるかを確かめるところから始めてみてはいかがでしょうか。
なお、転職エージェントとの初回面談で話すことは「転職エージェントの初回面談で何を話すか」にまとめています。
