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私ペンタは、新卒で法務部門に配属された、ごく普通の会社員でした。42歳でFIREを決断した時点の資産は約1.2億円。内訳は株式などの金融資産1.1億円と現金1,000万円です(ほかにiDeCoに3,000万円の資産があります)。配当金は年間360万円(税引後280万円)ありました。
1.2億円という数字だけを見ると、「自分には無理だ」と感じる方も多いはずです。ただ、私のスタートは29歳時点で純資産わずか100万円。マンションをフルローンで買った直後でした。そこから特別な才能ではなく、給与で株式などの資産を買い、転職で年収を上げて加速させるという、誰にでも検討できる手段の積み重ねで、この数字に届きました。
この記事では、その18年間の軌跡を、当時の資産額と年収の推移まで含めて公開します。

29歳・純資産100万円: フルローンのマンションから始まった
資産形成を意識し始めたのは、入社6年目、20代の最後です。最初は「資産といえば不動産」という安易な発想で、詳しくないままローンを組んでマンションを購入しました。当時の資産は、現金500万円とマンションの価値2,600万円。対してローン残高が3,000万円ですから、差し引きの純資産はわずか100万円です。いま思えば、危うい一歩目でした。
キャリアの面では、29歳のとき「ずっと同じ職場にいてはダメだ」と考え、海外赴任を志願して中国へ行きました。異文化での業務、現地スタッフのマネジメント、中国語での交渉。国内では得られない経験をしました。後に、北京大学での講演機会にも恵まれました。この時期に課長へ昇格し、組織を動かすことの難しさと面白さを実感しました。(志願した経緯は「29歳で海外赴任に自ら志願した話」に書いています)
35歳・資産6,000万円: 転職で年収2割増
帰国後しばらくして、「違う職場より、違う会社の方が成長できるのではないか」と考え、転職しました。年収は額面で約2割増え、1,200万円になりました。文化や求められるスキルの違いに驚かされることも多かったです。前職の当たり前が通用しない場面を越えるたびに、専門職として、またビジネスパーソンとしての視野が広がりました。収入面でもやりがい面でも、転職は有効でした。(このときの転職活動は「JACリクルートメント体験談」に書いています)
この頃の資産は約6,000万円になっていました(ほかに確定拠出年金1,300万円)。年収が上がった分は生活水準を上げず、そのまま投資に回しました。
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30代後半〜40歳・資産9,700万円: 売却益を株式投資へ
マンションは、最終的に購入価格の1.7倍で売却しました。この売却益が株式投資の原資です。結果だけ見れば成功ですが、不動産投資の再現性には懐疑的で、いま振り返れば、はじめから株式投資を選ぶべきでした。
やったことはシンプルです。NISAの積立投資と、下落相場での高配当株の購入。この2つだけで、40歳(2024年7月)時点の資産は約9,700万円になりました。(投資を始める前に整理したことは「投資を始める前に決めておきたい3つのこと」に書いています)
42歳・FIRE
子どもが生まれ、仕事と育児の両立を模索する中で、時間が足りない、働き方を変えたいという思いが強くなりました。そんな中、配当金と株式の取り崩しで生活費と教育費を賄える状態になりました。
時間を気にせず家族と過ごす午後、平日のゆったりとしたランチ、混雑を避けた旅行。人生を豊かにする活動の多くは、時間拘束のある会社員では実現が難しいのも事実です。法務の仕事や同僚との協働にはやりがいを感じていましたから、葛藤もありました。それでも、1回しかない人生、「やらない後悔はしたくない」とFIREを決断しました。
決断に至るまでの詳しい心境は「一度きりの人生、やりたいことをやる」に書いています。
18年間の軌跡から言えること
特別な投資をしたわけでもなく、特別な才能があったわけでもありません。29歳の100万円が42歳の1.2億円になった要因は3つです。
◆給与から投資へ回し続けた
◆転職で入金力を上げた
◆下落相場でも買い続けた
どれも、誰でも明日から検討できます。
このブログでは、その一つひとつを実体験ベースで記事にしています。まず読んでいただきたいのは次の3本です。
・FIREに必要な資産額はいくら?目安と計算3ステップ(自分のFIREラインを計算できます)
・配当年280万円(税引後)の中身を公開(ポートフォリオの実物です)
・JACリクルートメント体験談(年収2割増になった転職の記録です)
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あなたの現在地が29歳の私と同じ「純資産ほぼゼロ」でも、打ち手は同じです。まず、毎月いくら投資に回せるかを書き出すことから始めてください。
ペンタ
