JACリクルートメント体験記。登録から内定・年収交渉まで、実際どうだったか

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「JACリクルートメントって、実際のところどうなのか」。評判を検索すると、口コミをまとめた記事はたくさん出てきます。ただ、私が読んだ範囲では、書いている本人が実際に使ったことのある記事は、ほとんど見当たりませんでした。私は37歳・法務課長のときの転職で、JACリクルートメントを実際に使いました。結果は、年収額面2割増(約1,200万円)での転職です。この記事では、登録から面談、求人紹介、面接対策、年収交渉まで、実際に使って分かったことを一部始終お話しします。

目次

結論:4社と会話して、JACは「合う求人」を多く提案してくれた

転職活動では、4社のエージェントと会話しました。その中で、本当に良い求人(自分に合った求人)を紹介してくれると感じたのは、JACでした。

何が違ったのか。ひとことで言えば、求人企業に対する理解です。紹介される会社の質も、想定年収も、こちらの狙いどおり。そして何より、面接の準備がしやすかった。なぜそうなるのかは、JACの仕組みと関係しています(後ほど詳しくお話しします)。

先に、この記事で分かることをまとめておきます。

– JACは「企業側に担当者がつく」仕組みで、ミスマッチが起きにくかったこと

– 面接の前に、企業の文化や求人の背景まで教えてもらえたこと

– 年収交渉をほぼ任せて、額面2割増になったこと

なお、この記事はあくまで私一人の体験に基づく内容です。状況は人によって違いますし、サービスの内容も変わる可能性があります。その前提でお読みください。

登録から面談まで

JACリクルートメント利用の流れ(登録から内定まで)の体験フロー図解

当時の私は、転職を決意していたわけではありませんでした。「このまま定年までこの会社の法務でいいのか」という漠然とした不安から、まず情報収集をしていた段階です(この頃の心境は「『会社を変えたほうが良いかも』と思い始めた」に書いています)。

登録すると、すぐに連絡がありました。最初のヒアリングで聞かれたのは、希望する仕事の内容、勤務地、想定年収。ここで伝えた希望が、その後の紹介の土台になります。

初めての転職活動だった私には、この「希望を言語化して伝える」プロセス自体が、頭の整理になりました。「自分のアピールポイントはどこになるか」「どの程度の給与を狙えるか」といった質問をエージェントにぶつけたのも、この頃です(このあたりの思考整理は「30代課長の転職決断フレーム」に書いています)。

JACの仕組みは少し変わっている 「企業側」に担当者がつく

使ってみて分かった、JACの一番の特徴がこれです。

多くのエージェントでは、求職者の側に専任の担当者がついて、その人がさまざまな企業を紹介してくれます。一方、私が使った範囲でのJACは、企業の側に担当者(コンサルタント)がいて、その企業にマッチする求職者へコンタクトしてくる、という仕組みでした(企業への対応と求職者への対応を同じコンサルタントが担う、「両面型」と呼ばれる方式です)。

この違いは、想像以上に大きと感じます。コンサルタントは、その会社がどういう人を探しているかをよく知っています。だから、ミスマッチが起きにくいという構図があります。加えて、「この企業はこういう人物像を求めています」と教えてくれるので、転職先を探している身としては、面接でどの経験を前面に出すべきかを特定しやすい、という利点もあります。

私の場合も、最初のヒアリングで希望を伝えたあとは、条件に近い企業の担当者から、順次コンタクトが来るという流れでした。

面接の前に、「企業の中身」を教えてくれた

面接の前には、その企業の文化や、求人が出ている背景までコンサルタントが説明してくれました。たとえば「法務の役割を広げるための増員」なのか、「離職者が出たための募集」なのか。同じ法務の求人でも、背景によって求めている人物像が変わります。

これを事前に知っているかどうかで、面接の組み立ては大きく変わります。求められている人物像が分かっていれば、職務経歴のどこを厚く話し、どこを省くかを決められるからです。ちなみに、私が受けた選考では、面接は2回でした。限られた面接時間で話す内容を絞り込めたことが、結果につながった実感があります。

「とにかく、求人企業に対する理解。これにより面接準備をしやすい、これに尽きます」。JACの価値を一言で言えと言われたら、私はこう答えます。

年収交渉は、ほぼ任せた

こうして面接を重ね、内定をいただきました。最後に残るのが、条件交渉です。ここでは正直に言うと、私自身は特に何もしていません。条件交渉の詳細な過程は見えていませんが、JACを通じて条件提示を受け、結果として額面で2割増の約1,200万円になりました。

考えてみれば、これから入社して上司になるかもしれない人と、自分で給与の交渉をするのは、心理的なハードルがかなり高い、というか多くの日本人には無理だと思います。ここをプロに任せられるのは、エージェントを使う大きな価値だと思います。企業のサイトから直接応募する道もありますが、私の場合、面接対策と条件交渉のやりやすさは比べものになりませんでした。

正直に言うと、注意点もある

良いことばかり書くのはフェアではないので、注意点も書いておきます。

特に使い始めの頃は、「この会社に応募してみませんか」という誘いの中に、自分には合わないだろうと感じるものも混ざっていました。ただ、これは断ればよいだけです。そして断るときに、どこがイメージと合わないのかを伝えると、次からの紹介の精度が上がっていきます。

仕組みを考えれば、自然なことだと思います。企業側に担当者がつく方式では、最初はいろいろな企業の担当者からコンタクトが来ます。こちらの希望が伝わるほど、すり合わせが進む。最初の「合わない紹介」は、調整のプロセスだと思っておくとよいと思います。

JACが向いている人、別の方法も検討したい人

私の経験から、JACは次のような方に向いていると感じました。

  • 管理職・専門職としての経験がある
  • 年収や役割など、譲れない条件がある
  • 求人企業の背景や社風まで確認したい
  • 急いで転職せず、条件に合う求人を待てる

一方、できるだけ多くの求人を短期間で比較したい方や、担当者とのやり取りを最小限にしたい方は、他のサービスも併用して比較した方が合う可能性があります。

これから使う方へ 焦らず、すり合わせて、待つ

私の場合、登録した段階では転職を決めていませんでした。求人を紹介されても、応募するかどうかは自分で選べます。一方、希望と異なる紹介が届くことや、担当者との相性が合わない可能性はあります。登録したからといって、転職しなければいけないわけでもありません。

使い方のコツを一つ挙げるなら、「焦らないこと」です。希望を伝え、紹介を受け、合わなければ理由を添えて断る。それを繰り返してすり合わせ、良い求人がなければ待つ。私自身、この温度感で使って、結果として狙いどおりの転職になりました。

管理職・専門職としての経験があり、求人票だけでは分からない企業の事情も確認したい方にとっては、比較候補に入れやすいエージェントだと思います。

よくある質問

Q. 登録したら、必ず転職しないといけませんか?

A. いいえ。登録しても、必ず応募・転職する必要はありません。希望に合う求人がなければ応募せず、条件を伝え直すこともできます。私も「絶対に転職する」と決めて登録したわけではありませんでした。

Q. 最初の面談では何を聞かれますか?

A. 私の場合は、希望する仕事の内容・勤務地・想定年収でした。ここで伝えた希望が紹介の土台になるので、事前に整理しておくとスムーズです。

Q. 合わない求人を勧められたら、どうすればいいですか?

A. 断って大丈夫です。そのとき、どこがイメージと合わないかを伝えると、次からの紹介の精度が上がっていきます。

Q. 企業のサイトから直接応募するのとは、何が違いますか?

A. 私の実感では、面接対策と条件交渉のやりやすさが大きく違いました。企業の中身を知ったうえで面接に臨めること、そして給与交渉をプロに任せられること。私の転職では、この2つがあるぶん、直接応募よりも面接準備と条件交渉を進めやすいと感じました。

まとめ JACは「合う求人」を待つ使い方が向いている

私のJAC体験を、まとめます。

– 4社の中で、「自分に合った求人」を出してくれたと感じたのはJACだった

– 核心は、求人企業に対する理解。「企業側に担当者がつく」仕組みがそれを支えている

– 面接前に企業の文化や求人の背景まで教えてくれるので、面接準備がとてもしやすい

– 年収交渉はほぼ任せて、額面2割増の約1,200万円に

– 合わない紹介は断ってすり合わせればよい。焦らず、良い求人がなければ待つ

転職は、人生で何度もあることではありません。だからこそ、企業の中身を知っている人を味方につけられるかどうかで、結果は変わってきます。私の転職は、JACなしでは違う結果になっていたと思います。この体験談が、法務・管理部門でこの先のキャリアを考えている方の参考になれば嬉しいです。

JACの現在の対象職種やサポート内容は、公式サイトで確認できます。

JACリクルートメント公式サイトで詳細を見る

※本記事は、私個人の利用体験(数年前)に基づく内容です。サービスの内容は変わる可能性がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

なお、転職を決めるまでの思考の整理は「30代課長の転職決断フレーム」と「『会社を変えたほうが良いかも』と思い始めた」に書いています。

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