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転職エージェント、結局どこに登録すればいいのか。比較記事はたくさんありますが、この記事で紹介するのは、私が37歳の転職活動で実際に使った3社だけです。JACリクルートメント、リクルートエージェント、エリートネットワーク。同時に登録して使い比べて分かった違いと、使い分けをお話しします。
結論:3社の違いは「数」と「質」の一直線に並ぶ

先に、3社を使い比べた私の中の地図をお見せします。
リクルートエージェントは、紹介の数は多いけれど、希望とのズレも多い。エリートネットワークは、質が高いぶん数は少ない。JACはその中間で、エリートネットワーク寄り。「数」と「質」の軸の上に、3社がきれいに一直線に並ぶイメージです。
| 求人の傾向 | 使ってみての特徴 | 向いている人 | |
|---|---|---|---|
| JACリクルートメント | 数と質の中間。質寄り | 企業側に担当者がつく仕組みで、面接準備がしやすい | 管理職・専門職で、条件に譲れない線がある人 |
| リクルートエージェント | 数はとにかく多い。ズレも多い | 大手総合型。個別のサポートは弱め | 求人を幅広く見て、市場を知りたい人 |
| エリートネットワーク | 質が高く、数は少ない | 正社員専門。大手企業に特化した丁寧な対応 | 年収の高い人。紹介メールの多さが嫌な人 |
位置づけが違うということは、優劣ではなく役割の違いです。ここから1社ずつ、実際の体験をお話しします。
JACリクルートメント:内定までたどり着いた1社
私の転職の結果から言うと、内定に至ったのはJAC経由でした。年収は額面2割増の約1,200万円。年収交渉は、ほぼ任せきりでした。
使って分かったJACの特徴は、企業の側に担当者(コンサルタント)がつく仕組みです。その会社がどういう人を探しているかをコンサルタントがよく知っているので、ミスマッチが起きにくく、「この企業はこういう人物像を求めています」という情報をもとに面接の準備ができます。紹介の数と質は、3社の中では中間からやや質寄り、という感触でした。
コンサルタントはどの方も経験豊富で、安心感がありました。
登録から内定・年収交渉までの一部始終は、【JACリクルートメント体験談】企業を知り尽くした担当者と面接に挑み、年収2割増に詳しく書いています。
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)
リクルートエージェント:数はとにかく多い。私は「市場調査」に使った
リクルートエージェントの印象を一言で言えば、紹介してくださる企業の数がとにかく多い、です。JACと比べて一番違うのはそこでした。担当の方は若い方で、大手総合型らしく、個別のサポートは弱めです。
正直に書くと、私はここから応募までは進みませんでした。ただ、それは役に立たなかったという意味ではありません。数が多いからこそ、いまの市場にどんな求人が、どんな条件で出ているのかを知る「市場調査」には最適でした。良い求人があれば応募するつもりで眺める。この使い方だけでも、登録の価値はあったと思っています。
希望とのズレが多いのも事実です。それでも、幅広く見て市場を知りたい段階の人には、この数の多さが武器になります。
エリートネットワーク:質が高く、丁寧。大手に特化
エリートネットワークとの出会いは、少し変わっています。転職サイトのリクナビNEXTに登録していたところ、エリートネットワークのカウンセラーの方から面談の申し込みが届いたのが、きっかけでした。
余談ですが、ここに転職サイトの性質がよく表れています。リクナビNEXTのようなサイトに登録すると、いろいろなエージェントから連絡が届きます。思いがけない出会いがある一方で、連絡の多さを負担に感じる人もいるはずです。それが嫌な人は、最初からJACやエリートネットワークのような会社に直接登録する方が、静かに転職活動を進められます。
対応は丁寧で、普段から高年収の方を相手にしている印象でした。紹介される求人は、大手企業に特化していて、そのぶん待遇の良いものが多い。数は3社で一番少ないのですが、質はもっとも高いと感じました。年収の高い方や、紹介のメールがたくさん来るのが嫌な人には合うと思います。
登録の順番を聞かれたら、答えは「同時」
3社は、比較する意味でも同時期に登録しました。
複数登録すると、必然的に連絡は多くなります。これはやや面倒でした。それでも、各社の違いが分かり、目に入る求人の数も増える。いま37歳の自分にアドバイスするなら、どの順で登録するか。答えは「同時!」です。1社ずつ試して比べるには、転職活動の時間は短すぎます。
どのエージェントでも、最初の関門は職務経歴書です。私はここでかなり苦労しました。
書き方は、法務の職務経歴書の書き方【書類を8年見てきた採用側の見方】に採用側の視点からまとめています。
なお、どの社も登録後の連絡は速く、面談は夜遅めの時間など仕事に配慮してもらえます。淡々と質問される面談に少し驚くかもしれませんが、それだけ多くの転職検討者と会っている、ということでもあります。
まとめ:3社の使い分け
- 条件に譲れない線がある管理職・専門職 → JACリクルートメント。企業理解の深さが面接準備に効きます
- まず市場を知りたい → リクルートエージェント。数の多さで相場観がつかめます
- 大手・高待遇に絞りたい、連絡は少なくしたい → エリートネットワーク
- 順番 → 同時登録。比べて初めて、各社の違いは見えてきます
登録しても、応募するかどうかは自分で選べます。私自身、登録した時点では転職を決めていませんでした。まずは自分の市場価値と求人の相場を知るところから、始めてみてはいかがでしょうか。
