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転職エージェントは、登録すると何が起きるのか分からず、登録してみたいのに、躊躇してしまいがちです。
私は37歳での初めての転職でJACリクルートメントを使い、年収2割増(約1,200万円)で内定しました。年収アップの要因は、面接の前に応募先企業の面接対策ができるという情報の力でした。
この記事では、登録から内定までの私の実際の経験を紹介します。面接で何を話したか、年収はどう決まったかも、書ける範囲で具体的に書きました。
結論:JACは「紹介の質」、「サポートの質」が高い
転職活動では、3社のエージェントを活用しました。その中で、本当に良い求人(自分に合った求人)を紹介してくれると感じたのは、JACリクルートメントでした。
何が違ったのか。ひとことで言えば、求職者である私と求人企業双方に対する理解です。7件の紹介すべてが希望どおりだったわけではありません。それでも、想定年収も会社の中身も狙いどおりと言える求人が混ざっていて、応募した1件で入社に至りました。なぜそういう紹介が来るのかは、JACの仕組みと関係しています。
- 企業担当のコンサルタントが提案するので、ミスマッチが少ない
- 面接前に「面接対策資料」が届き、準備しやすい
- 交渉は任せて、年収は前職の2割増(約1,200万円)
登録後の流れ 約2ヶ月で、6名の担当者から7件の紹介
当時の私は、転職を決意していたわけではありませんでした。「このまま定年までこの会社の法務でいいのか」という漠然とした不安がありました。まず情報収集をしていた段階です。この頃の心境は「『会社を変えたほうが良いかも』と思い始めた」に書いています。
登録後の流れ
① コンサルタントと面談:登録後すぐに連絡があり、希望条件のヒアリング
② 求人の紹介:約2ヶ月で、6名のコンサルタントから7件の求人紹介
③ 応募:コンサルタントに相談しながら興味のある企業に応募
④ 面接対策:面接の前に、担当者から対策資料が届く
⑤ 面接:多くは2回
⑥ 条件交渉:面接結果や条件交渉は、コンサルタントが対応
⑦ 入社決定:入社決定後の不安等もコンサルタントに相談可能
ここからは、図解のステップに沿ってお話しします。

ステップ① コンサルタントと面談|希望年収を伝えるヒアリング
登録すると、コンサルタントの方からメールでご連絡いただき、面談の時間を設定しました。面談は、仕事が終わってからの夜にしました。この場では、転職を検討している背景や転職に関する希望について、ヒアリングがありました。
- 転職を検討している背景
- 希望する仕事の内容
- 勤務地
- 想定年収
私は、コンサルタントの方には、率直な考えとして、
- 転職は急いでおらず、良い条件のところがあれば、くらいで考えていること
- 想定年収は、当時の年収より2割ほど高い1,200万円程度
と伝えました。初めての転職活動だった私には、希望を言語化して伝えるプロセス自体が、頭の整理になりました。
加えて、コンサルタントへの質問もできます。私は、東京か東京以外、業界による年収の差など、気になっていたことはどんどん質問しました。「さすがプロだな」という感じで、私にとってポジティブな情報も、ネガティブな情報も教えてくださいました。
「自分のアピールポイントはどこになるか」「どの程度の給与を狙えるか」なども質問し、丁寧にお答えいただきました。この思考整理は「30代課長の転職決断フレーム」に書いています。
ステップ② 求人紹介|37歳の法務課長に実際に届いた7件
私の場合、2020年11月から2021年1月までの約2ヶ月で、6名のコンサルタントから7件の紹介が届きました。マッチ度は、紹介時点で「自分に合っている」と感じた度合いの主観です。
面談が終わると、時々、JACのコンサルタントの方からメールで求人の紹介が来ます。企業名、ポジション、想定年収、コンサルタントの方のコメントなどが記載されています。応募する場合は、コンサルタントの方に返信します。
| 担当コンサルタント | マッチ度 | 提示年収(万円) | 外資・日系 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| Aさん | 100% | 記載なし | 日系 | 応募 → 内定 |
| Bさん | 70% | 500〜1,000 | 日系 | 応募せず |
| Cさん | 75% | 600〜950 | 日系 | 応募せず |
| Dさん | 55% | 600〜1,000 | 日系 | 応募せず |
| Dさん | 80% | 800〜1,500 | 外資 | 応募 → 書類選考で見送り |
| Eさん | 75% | 800〜1,500 | 日系 | 応募せず |
| Fさん | 80% | 記載なし | 日系 | 応募 → 一次面接後に辞退 |
内定したのは、Aコンサルタントが紹介してくださった企業です。年収の明記がなかったのに応募した理由は、次の2点です。
- 大手企業であり年収が下がる可能性は低そうだったこと
- 応募前に投げた質問に企業側から具体的な回答があり、業務内容が自分の経験に合いそうだったこと
7件の紹介は、6名の別々のコンサルタントから届いています。システムで自動的に求人情報を送信するエージェントもあります。JACでは、各地のコンサルタントが「自分が担当している企業の求人」を、マッチしそうな人に個別に連絡します。
求職者と企業を一人でつなぐJACリクルートメント

- JAC(コンサルタント型・いわゆる両面型):企業の側に担当者(コンサルタント)がいて、その企業にマッチする求職者へコンタクトしてくる
- 多くのエージェント(分業型):求職者の側に担当者がつき、その人がさまざまな企業の求人を紹介する
私が並行して使った他の2社は、後者の方式でした。公式サイトも、JACは企業と転職希望者の双方を一人のコンサルタントが担当する「コンサルタント型」だと説明しています。
ステップ③ 応募|興味ある企業への応募
紹介を受けた企業の中に、興味がある企業があれば、応募します。紹介を受けた企業に必ず応募しないといけないわけではありません。私自身、応募しなかった企業のほうが多かったです。
迷っていた求人に「この会社で働く魅力を教えてほしい」と返信したことがあります。すると、コンサルタントの方から面談のご提案をいただきました。求人の内容と私の希望が合っているか、すり合わせをさせていただきました。結局その求人には応募しませんでしたが、応募する前の段階で、ここまで確認できるのは、安心感につながりました。
応募手続は、コンサルタントの方がしてくれます。応募が完了すれば、企業側で書類審査が行われ、面接を進めるかどうかが決まります。
ステップ④ 面接対策|担当者から事前に聞けた企業の内情
JACリクルートメントの特徴として、コンサルタントの方が面接前に、「面接対策資料」を提供してくださいます。
- 求人企業を担当しているコンサルタントの方が作成=以前の面接での質問内容等をよくご存知
- その企業の面接でよくある質問や、回答時の留意点が記載
- 例えば、「失敗体験」を複数用意し、どのように乗り越えたかを具体的に語れるよう準備しておいてください、と記載されていた
実際に「失敗経験」についての質問があり、大変助かりました。成功体験ばかり準備していましたので、「面接対策資料」がなければ、転職できていなかったかもしれません。
ステップ⑤ 面接2回|コンサルタントとのキャッチボール
私が入社した会社の選考では、面接は2回でした。多くの会社は2回だと思います。
特に一次面接の前は、「面接対策資料」を参考に準備をしました。
面接で何を話したか
コンサルタントから、この会社が「現場や社内での協調を大事にする」と聞いていました。そこで私は、法務としての専門性よりも、泥臭い話を集めて臨みました。現場に足を運び、現場の意見を聞き、悩みを捉えて改善した経験です。法務の実績を並べるだけなら、事前情報がなくてもできます。何を選んで話すかを決められたのは、担当者の情報があったからです。
一次面接の直後、私は担当者に率直な感想を送っていました。企業が評価した点も、コンサルタント経由で教えてもらえました。
最終面接に進んだのですが、待遇がはっきりしていなかったので、コンサルタントに「待遇が気になる」と率直に伝えました。翌日にはWebで相談の時間を取ってもらい、だいたいの相場感を確認できたので、最終面接に進めました。企業との面接の場で聞きにくいことを、コンサルタントに相談でき、助かりました。
ステップ⑥ 条件交渉|コンサルタントにお任せ
こうして面接を重ね、内定をいただきました。最後に残るのが、条件交渉です。ここでは正直に言うと、私自身は特に何もしておらず、コンサルタントがしてくれました。
起きたことの時系列
- コンサルタントとの初回ヒアリングでは、想定年収を1,200万円前後と伝えていた
- 最終面接後、約1,200万円の提案を受けた
- 内定の連絡から承諾までは、9日間
私がしたのは、コンサルタントとの面談時に希望額を伝えたことだけです。コンサルタントの方が、「その額では転職されないかもしれませんよ」と企業側と交渉してくださったと思います。
仕組みとして、企業からエージェント(コンサルタント)に支払われる報酬は、私が実際に入社してはじめて発生します。そのため、私が転職を決意しないであろう条件であれば、コンサルタントは企業と交渉するはずです。
エージェントを起用せず、企業の採用サイトに直接応募したとします。すると、これから入社して上司になるかもしれない人と、自分で条件交渉することになります。これは、心理的なハードルがかなり高いことです。ここをプロに任せられるのは、エージェントを使う大きな価値だと思います。
▼条件交渉をプロに任せたい方は、JACリクルートメントの公式サイトで登録の流れを確認できます。
ステップ⑦ 入社決定|入社まで伴走してくださいます
企業が採用を決定すると、「労働条件通知書」(いわゆるオファー)が発行されます。勤務地、勤務時間、ポジション、基本給、想定年収などが記載されています。ここに記載されているのが採用条件ですので、しっかり確認する必要があります。私は、「基本給に対し想定年収が高すぎる」と感じたので、念のため、コンサルタント経由で、正しい内容か確認しました。「正しい」ということでしたので、安心して、入社を決意することができました。
また、他にも確認したいことがないか、不安なことはないか、ということもコンサルタントがフォローしてくださいます。最後まで伴走してくださり、助かりました。(決してお節介ではなかったです。)
正直な注意点とデメリット
エージェントは絶対使ったほうが良いと思います。ただ、数あるエージェントのなかでの、JACリクルートメントのデメリットも書いておきます。
紹介の数は多くない
私が並行して使ったリクルートエージェントは、面談のあと、条件に合う求人が自動配信で次々に届く方式でした。1日に数件は届きます。JACは約2ヶ月で7件。数だけを比べれば、明らかに少ないです。質より量を求められる方には物足りなく感じられるはずです。
合わない紹介も届く
特に登録直後は、紹介される企業に、自分には合わないと感じるものも混ざっていました。応募するかどうかは、自分で決められます。断るときに、どこがイメージと合わないのかをコンサルタントに伝えると、次からの紹介の精度が上がります。
JACリクルートメントが向いている人、別の方法も検討したい人
私の経験から、JACは次のような方に向いていると感じました。
- 求人の背景や、求人企業のニーズをしっかり把握してから応募したい
- 自分に合っていそうな求人を紹介してほしい(紹介の「量より質」を求めている)
- コンサルタントに最大限の条件を引き出してほしい
- 急いで転職せず、条件に合う求人を待てる
使い方のコツを一つ挙げるなら、「焦らないこと」です。希望を伝え、紹介を受け、合わなければ理由を添えて断る。それを繰り返してすり合わせ、良い求人がなければ待つ。私自身、この温度感で使って、結果として狙いどおりの転職になりました。
登録は無料で、費用は求人企業側が負担する仕組みです。登録と初回面談まで済ませておくと、その後は条件に合う紹介が届く状態になります。JACリクルートメントに登録
一方で、次のような方は、他のサービスも併用した方が合う可能性があります。
- できるだけ多くの求人を、短期間で比較したい
- 担当者とのやり取りは最小限にしたい
- 転職の時期が決まっていて、紹介を待つ余裕がない
私が並行して使った3社の違いは「実際に使った転職エージェント3社比較」にまとめています。
まとめ 企業を知っている人を、味方につける
私のJACリクルートメントを活用させていただいた体験を、まとめます。
- 「自分に合った求人」を出してくれたのはJACだった
- 最大の利点は、担当コンサルタントの求人企業に対する理解。「企業側に担当者がつく」両面型の仕組みがそれを支えている
- 面接前に、企業の文化や募集の背景、部署の中身まで確認できた。面接は2回で、内定に至った
- 年収交渉は任せて、前職2割増の希望額約1,200万円に
- 紹介の数は多くない。量で探すなら他社併用、1件ずつ吟味するならJAC
転職は、結婚に似ていると言われます。求人企業が求めていることを知っているかどうかで、面接の準備は変わります。私の場合、面接の前に応募先の中身を確認できたことが、いちばんの収穫でした。
迷っているなら、無料登録で「狙える待遇」や「いま紹介できる求人があるか」を確認するところまで進めてください。そこで、いったん立ち止まっても構いません。私も、転職するかどうか迷っている段階で登録しました。
※サービスの内容は変わることがあります。最新の情報はJAC公式サイトでご確認ください。
なお、転職を決めるまでの思考の整理は「30代課長の転職決断フレーム」に書いています。「『会社を変えたほうが良いかも』と思い始めた」もあわせて。
